まだ夏が終わらない9月14日の午後、「道子ちゃん」の絵本の挿絵に使う銅板がTeam Akikoのメンバーの母校である広島ND清心の丘に埋められました。
担当してくれたのは在校生たち。土による変化を土が知っている歴史として作品に取り入れる「銅板を埋めるアートプロジェクト」を進めているももせいづみさんのお話を聞き、汗を流してくれました。
埋めた場所は広島の市街地を見渡すことができる場所です。ここに息づいてきた木々や土は、原爆投下直後に燃えている広島の街を見ていたはずです。被爆者たちが避難してきた場所でもあります。
銅板はこれからしばらく土の中に眠り、掘り出すのは来年の春の終わりごろ。土がどんな模様を織りなしてくれるかがとても楽しみです。
今後の予定
- 2024年10月
Team Akikoが雛豆さん(絵本「赤い日傘」のデザインも担当)と「道子ちゃん」の編集開始 - 2025年4月から梅雨入り前
銅板掘り起こし
掘り起こされた銅板の模様を見て、ももせさんが銅版画の挿絵の作成に着手 - 2025年6月
出来上がった挿絵を受け取り、絵本の校正と最終調整 - 2025年8月
絵本「道子ちゃん」完成